名古屋市東区の法律事務所事務員、内田隆さん(32)は妻とベビーカーに乗せた1歳8カ月の長男と参加した。「特定の政治色がないということで安心して来ました。ネットだけでは限界もあると感じていたが、思いを形にできた」
定年を迎えたばかりの愛知県一宮市の男性(60)は先頭グループを歩いた。後ろに続く長い行列を振り返って「こんなに集まるなんて。数の力はいいアピールになる」。
デモのきっかけは、弾圧問題に関心を持った岐阜県多治見市の会社員吉川由紀さん(29)が「各地で抗議デモが起きているのに、なぜ地元でないのか」と思ったことだった。3月末にネット掲示板「2ちゃんねる」や交流サイト「ミクシィ」で開催を呼びかけたところ、東海地方に住む20~30代の男女5人が集まった。吉川さんはデモ主催どころか、参加の経験もない。「素人」たちが警察への届け出などの準備を進めた。
ネットの書き込みには過激な行動をあおる意見もあったが、吉川さんは「集まってみればいい人ばかり。人間の力を感じた」。
沿道には、デモ行進に手を振ったり、拍手を送ったりする人も目立った。そのひとり、名古屋市の会社員女性(23)は「自分では何の抗議の声も上げられないうちに、北京五輪へ進んでいってしまうことに疑問を感じていた。声を上げることって大事ですね」と話していた。
http://www.asahi.com/national/update
/0419/NGY200804190010.html
長野市で行われる北京オリンピックの聖火リレーのスタート地点を辞退した善光寺で、20日朝、国宝に指定されている本堂にスプレーで落書きされているのが見つかり、警察は建造物損壊などの疑いで調べています。
20日午前5時40分ごろ、長野市にある善光寺の国宝の本堂の柱などに落書きされているのを善光寺の職員が見つけ、警察に通報しました。警察の調べによりますと、本堂の西側の柱の2か所と北側の柱と扉の4か所のあわせて6か所で、高さ3メートルぐらいの所に白のスプレーで直径50センチほどの模様や線が書かれていたということです。善光寺の現在の本堂は300年前に再建された「撞目(しゅもく)造り」と呼ばれる木造建築で、昭和28年に国宝に指定されています。善光寺の境内は24時間自由に出入りでき、19日夜11時ごろ、寺の職員が見回りをしたときには異状がなかったということで、警察は、19日夜から20日朝にかけて何者かが落書きしたものとみて建造物損壊などの疑いで調べています。善光寺は今月26日に長野市で行われる北京オリンピックの聖火リレーのスタート地点に予定されていましたが、世界各地の聖火リレーでチベット問題をめぐる中国政府への抗議行動が続いたことなどから、18日、スタート地点の辞退を長野市に申し入れ、善光寺には、19日だけでも辞退に賛成、反対の電話が100件近くかかっていたということです。善光寺の若麻績信昭寺務総長は「貴重な文化財に落書きをされ、たいへん遺憾だ。聖火リレーが行われるまで警戒を強めていきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014096821000.html
元山の南西に巨大な地下滑走路を建設…人工衛星が撮影 | ||
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北朝鮮が最近、元山に幅30メートル、長さ1800メートルの地下滑走路を建設していることが確認された。
VOA放送が17日(現地時間)、北朝鮮の元山の南西に、巨大な地下滑走路が建設されていることが、アメリカの民間の人工衛星写真提供業社である‘グーグルアース’によって確認されたと伝えた。
‘グーグルアース’の写真を見ると、この滑走路は北東から南西に向かって斜めにセメントで舗装されており、幅30メートル程度の入口から、山の奥に繋がっている。また、トンネル工事が今も行われているようで、滑走路の周辺には洞窟から掘り出した土砂が積もっており、周辺に20以上の建物が建てられていることが確認された。
VOA放送は、2006年5月に韓国に亡命した、北朝鮮の空軍大尉出身のパク・ミョンホ氏の証言から、この施設が北朝鮮軍が建設している地下滑走路である可能性が高いと伝えた。
北朝鮮の空軍に20年間勤務したパク氏は、“戦争になれば、北朝鮮の戦闘機は基地を離陸して韓国の目標を攻撃し、爆撃を終えた戦闘機は元の基地には戻らず、あらかじめ用意しておいた予備基地に移動する”と述べ、“この地下滑走路がそのような場所だ”と語った。
また、“韓国との戦争に備えて、こうした地下滑走路を更に2~3ヶ所建設している"と述べ、"咸鏡南道のチャンジン、平安南道のオンチョンに、これに似た地下滑走路がある”と語った。
地下滑走路のことを、北朝鮮では'坑道離陸'と言うが、戦闘機を保管し、短い時間で見えないように離陸するという目的があると言われている。
こうした北朝鮮の軍事施設は、1962年12月に労働党の第4期第5次全員会議で採択された、'全国土の要塞化'という軍事路線によるもので、北朝鮮の地下軍事施設の多くが、地下80メートルに建設されており、休戦ラインの近くだけでも1800以上の軍事施設があると言われている。
http://www.dailynk.com/japanese/read.
php?cataId=nk00100&num=2164
同紙によると、男性が翌朝冷蔵庫から朝食を取り出そうとかがんだところ、妻が男性の背中からナイフの柄が出ているのに気付いた。男性はすぐに病院に運ばれたが、主要な臓器に傷はなかった。ナイフは全長15センチだった。
地元の検察当局は今回の事件を冗談とは受け止めずに捜査を開始。男性の飲酒仲間に対する疑いを強めている。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081208483034.html
同寺の幹部は18日昼過ぎ、記者会見をして、チベットの人権問題なども理由に出発会場を引き受けられないと表明。寺事務局によると、その直後から電話がかかり始め、同日だけで100本ほどにのぼった。「英断だ」「何事もなく済みそうで安心した」などと賛意を示す声がほとんどだった。ただ、「なぜ、辞退してしまったのか」と問いつめる電話も数本あったという。
19日朝も電話は鳴り続けたが、前日に比べれば少なくなってきているといい、担当者は「一段落がついた。皆様にはご迷惑をおかけしました」と話していた。
長野市の実行委員会では19日朝、全戸配布する予定だったコースや善光寺本堂の写真を載せたチラシを差し替える作業の確認を始めた。チラシは今月初めに一度配布し、同じものをリレー直前に配る予定だったが、突然のコース変更で、「印刷をかける前で良かったが、間に合うかどうか……」と話していた。
長野市は善光寺が辞退した出発式の会場の代替地として、善光寺の参道から約500メートル西側の公共施設跡地に絞り込んだ。近く正式決定する。市は新たな会場として4か所を検討。そのうち、勤労者福祉センター跡地は県道沿いの更地で会場設営が容易なうえ、善光寺が辞退した3区間(約550メートル)とほぼ同じ距離で当初のコースに合流でき、市は最も条件がよいと判断している。