自民党の麻生太郎前幹事長と与謝野馨前官房長官が10日発売の「文芸春秋」6月号で対談し、閣僚と民主党の「次の内閣」担当相による政策協議などを盛り込んだ共同提言を発表していることが8日、明らかになった。「ポスト福田」の有力候補ともささやかれる両氏だけに、さまざまな憶測を呼びそうだ。
提言は「民主党よ、現実にかえろう」と題し、全政党参加の協議機関を政策テーマごとに設置した上で、自民、民主両党の「閣僚」がそれぞれ与党と野党の意見集約に責任を持つ新ルールを提案。消費税率を10%に引き上げ、社会保障目的税とすることも呼び掛けた。
次期自民党総裁選に関しては、麻生氏が「時代が私を求めるなら、覚悟を決めて4度目の挑戦をしなければならない」と強い意欲を表明。与謝野氏は「(ポスト福田に)名前が出て女房からなじられている。政治のプロを自任しているが女房には逆らえない」とけむに巻いた。
麻生氏は与謝野氏を「政策も国会対策もプロ中のプロ」と持ち上げ、与謝野氏も麻生氏を「国民的人気がある」と評価、蜜月ぶりをアピールした。
西日本新聞
投票はヤンゴン、エヤワディ両被災管区の一部を除き約2500万人の有権者を対象に行われ、最終結果は24日に延期された地区の投票終了後に発表されるとみられるが、投票の秘密確保や集計の公正さを早くも疑問視する向きは多い。
新憲法は、軍総司令官が緊急時には全権を掌握すると明記。また、大統領は両親ともにミャンマー人で配偶者や子供が外国籍ではならないとし、自宅軟禁中の民主化指導者、アウン・サン・スー・チーさんの就任を排除する内容で、軍政の権限をより強めるものだ。
一方、ヤンゴンの消息筋によると、復興の遅れに不満をつのらせる国民や下級兵士の間からは、「災害は現政権が終わる不穏の兆候ではないか」とのうわさも出始めているという。ミャンマー仏教は「十戒」として殺生や金銭の受領、飲酒などを厳しく禁じており、信心深い国民は、軍政がこうした戒律を軽んじてきたことが、今回の災害につながったとみているというのだ。
こうしたなか、同国に届いた国際支援物資は、ほとんどがヤンゴン国際空港に足止めされていたが、軍政側は受け取った物資の箱に張られた米欧などの国名が書かれたラベルを、軍政首脳の名前のラベルに張り替えて配給している。国営テレビは、タン・シュエ国家平和発展評議会議長が被災者らに手渡す場面を繰り返し放映。軍政が支援を行っていることを強調することで、軍政に対する信頼を回復する狙いのようだ。
しかし、国内最大のコメの生産地であるイラワジ川下流地域が被災し、今秋のコメの収穫量が激減することは確実。輸入に頼るガソリンや軽油の価格も、両管区の港湾施設が壊滅的被害を受け、高騰は不可避だ。
ヤンゴンの別の消息筋は、「100万人以上が被災しながら、初動の遅れが示す危機管理の欠落などを考慮すると、軍政中枢部の掌握力が軍内でも問われる可能性も否定できない」と指摘した。
11日午前0時15分ごろ、名古屋市熱田区の熱田署刑事課取調室で、同区の無職男性(45)の体にたばこの火が付き、男性は全身にやけどを負った。病院に運ばれ、手当てを受けている。
同署によると、10日午後8時40分ごろ、男性と同居している女性から、男性が暴れていると110番通報を受け、警察官が駆け付けた。酒に酔った男性が自宅から路上に出てきて灯油をかぶったため、保護のため同日午後11時過ぎに同署に連れてきた。玄関ロビーのソファ付近でもあばれたため、2階にある約5平方メートルの取調室で署員数人が入れ替わりながら事情聴取中に、男性が吸ったたばこの火が足元のズボンから体に燃え広がったという。
同署は、男性がたばこやライターを持っていたのか、署員が男性を落ち着かせようとしてたばこを差し出したのかなどについて、取り調べにあたった署員らから事情を聴いている。
同署は、灯油がかかった服を脱がせたり、ライターなどがあれば取り上げたりといった処置を署員らがしていなかったことを認めている。近藤道晴副署長は「事情聴取の内部規定に違反している疑いがあり、調査して、しかるべき処分をする」としている。
2008年05月11日04時07分 朝日新聞
同県への中国国家主席の公式訪問は初めて。
午前9時50分、法隆寺に到着し、出迎えた大野玄妙(げんみょう)管長から、金堂や五重塔など世界最古の木造建築の説明を受けた。胡主席は「聖徳太子は日本の国に仏教を広められ、法隆寺を建てられた。寺に残されているものは両国の交流の結晶ですね」と語った。続いて訪れた唐招提寺では、「鑑真(がんじん)和上坐(ざ)像」(国宝)に拝礼。友好の証しとして、唐時代の船の木製模型(長さ1・5メートル、高さ0・55メートル)を寄贈した。
沿道や寺では約3000人の警察官が警備に当たった。法隆寺前では、数人の男性が「フリーチベット」と叫ぶなどしたが、警察官が抱きかかえて立ち退かせた。
宴会でコンパニオンにわいせつな行為をしたとして、滋賀県警大津署は8日、強制わいせつなどの疑いで、大阪府貝塚市内の青年団グループに所属する14人を大津地検に書類送検した。 送検されたのは、20~24歳の会社員や塗装工、工員ら成人6人と、当時高校生の3人、大学生1人を含む17~19歳の未成年8人。 調べによると、14人は昨年10月13日、青年団の慰安旅行で大津市内の旅館に宿泊。午後6時半から行われた宴会の席で、青年団が呼んだコンパニオン12人のうち4人に対し、宴会場や周辺の廊下で、押し倒して手足を押さえ付けたり、胸を触ったりした疑い。宴会には48人が参加していた。 |
コンパニオンにわいせつ行為=青年団14人を書類送検-滋賀県警 時事ドットコム